【広域連携調査の具体像|原一探偵事務所・広島支社取材】

ハライチ探偵に聞く

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原一探偵事務所は全国に18拠点を展開する業界最大手です。

 

複数の拠点で連携プレーをする広域調査は、この興信所の大きなセールスポイントです。

 

具体的にどういうことなのか、同社・広島支社の探偵に話を聞きました。

 

Q. 全国18の拠点と連携できる点がセールスポイントとのことですが・・・

 

A. はい。これは他社にはないメリットだと思います。

 

近隣では博多、松山、岡山に支社があり、さらに近畿・東海・関東・北陸・北海道にも自社拠点があります。

 

Q. 広域連携とは具体的にはどういうことなんですか?

 

A. 例えば浮気調査で考えてみましょう。

 

現場は東京で、尾行するターゲットが羽田空港に向かい、チケットを買いました。

 

行き先は島根県の出雲空港とわかったとします。

 

事前に飛行機に乗ることがわかっていなかった場合、他社ではその場で飛行機に乗るか・その時点で調査を中断するか選択に迫られます。

 

飛行機に乗るという選択をするにしても、満席の場合もあり、同乗による追尾は新幹線ほど簡単ではありません。

 

仮にチケットが買えたとしても、調査員チームの航空運賃が急遽発生してしまいます。

 

他社ならそれは全額追加請求してくるでしょう。

 

そして出雲空港に着いたとします。

 

東京から来た調査員は調査車両も島根の土地勘もありません。

 

ここでターゲットの浮気相手が車で迎えに来ていたら、調査を断念するしかありません。

 

そして手ぶらで東京に帰る交通費まで発生してしまいます。

 

Q. 知り合いの現地他社につなぐ方法もあるのでは?

 

A. ええ。中国地方にネットワークのある探偵社なら可能でしょう。

 

しかし、飛行機は1時間30分もあれば到着してしまいます。

 

他社のネットワークで短時間での調査員の手配は難しいかもしれません。

 

また、当たり前のことですが、調査に関わる会社が1社増えるわけですから、費用はもちろん加算されます。

 

Q. 原一さんならもっとうまく解決できると?

 

A. はい。

 

原一なら東京からの情報を本部が引き継ぎ、広島支社に連絡が来ます。

 

同時に当日のターゲットの写真なども届きます。

 

広島支社から出雲空港へ一時間以内の待機が可能です。

 

調査車両も用意し、地元なので土地勘もあり、浮気調査ならターゲットの行くところも予測がつきます。

 

出雲空港からの典型的な行き先は、縁結びで有名な「出雲大社」・松江城・玉造温泉などです。

 

食事なら「出雲そば」に甘い「ぜんざい」も外せません。

 

Q. わりとベタな観光ですね。

 

A. 浮気もデートですから、そんなものです。

 

ちなみに出雲は「ぜんざい」発祥の地だそうです。

 

出雲地方の神事である「神在祭」で振る舞われた「神在餅」が由来で、「神在餅」の「じんざい」が訛り、「ぜんざい」へと変化したと言われています。

 

Q. 面白い話ですね。ところで家出人捜索ではどうです?

 

A. 家出人捜索こそ拠点間の広域連携が最も生きる調査です。

 

例えば、家出人は四国に向かった可能性が高いとします。

 

行き先の有力候補として四国八十八カ所があります。

 

松山支社はほとんどのお寺に張り紙をさせてもらったことがあり、信頼関係ができているお寺も多いです。

 

張り紙をさせてもらって家出人が見つかったら、後日お礼に行く。

 

そういうことを地道に繰り返して、コネクションを作ってきているわけです。

 

宿泊所の情報なども全部整理できていますから、松山支社に頼めば捜索行動がすばやい。

 

これを土地勘のない者が出張して一から調査していたら、どれだけ時間がかかるかわかりません。

 

それこそ捜索ではなくてお遍路観光になってしまいます。

 

このように全国18カ所の拠点で、実際の捜索に基づく情報データベースとコネクションを構築しています。

 

これが当社のスピーディーな捜索を支えるインフラです。

 

自殺の危険が予想される場合は特に一刻を争いますから、ぜひ当社にお任せいただきたいですね。

 

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